ZEROKOI PROJECT
今日も僕は400km先の君とゼロ距離メートルの恋をする
400kmの距離を、
チャットと声で埋めていく物語。
KARTE 2 – EPISODE GUIDE
未読のあいだ
Karte 2 / Between Unread and Read

通話を終えた次の日。
ナツの「今日はゆっくり休んでね」は、しばらくのあいだ「未読」のまま止まっていました。
昼休みの教室でそわそわするナツと、七時間ぶりにその一行に気づいてしまう凛。
何も起きていないようで、心の中ではいろいろ起きている一日を切り取ったカルテです。

・通知のない時間にどんどん膨らんでいく、「たぶん寝落ちだよな」の不安と自分ツッコミ
・「ごめん、今見た」から始まる、言い訳と本音がまじった凛のメッセージ
・未読のあいだに生まれた考えごとが、たった一言でほどけていく距離感

あらすじ

Story Summary

通話の翌日、昼休みの教室で弁当がなかなか減らないナツ。
画面の中には、昨夜送った「今日はゆっくり休んでね」と、小さな「未読」の文字だけ。

頭では「寝落ちしただけ」って分かっているのに、
数時間たっても変わらない表示に、心臓だけが見慣れないリズムで動き始める。

一方そのころ、別の教室で七時間ぶりにそのメッセージに気づいた凛は、
「ごめん、今見た」の一言では足りない気がして、謝罪と本音を何度も打っては消していく。

未読だった時間に生まれた不安と、やっと既読になったあとの安堵。
その両方を分け合うことで、ふたりの距離がほんの少しだけ近づいていく一日を描いたカルテです。

心情メモ

Character Notes
RIN

凛の気持ち

・七時間ぶりに「今日はゆっくり休んでね」を見つけて、耳まで熱くなる昼休み。
・「ごめん、今見た」だけじゃ足りない気がして、謝罪と理由を何度も書き直す。
・「昨日の通話、すごく安心して、そのまま落ちた」と打ち込んだ瞬間の、顔から火が出そうな恥ずかしさと、少しの勇気。

NATSU

ナツの気持ち

・未読の一行にひっぱられて、昼休みのご飯が進まない教室。
・「全然大丈夫」「気にしてない」「今見てくれただけで嬉しい」…頭の中に浮かぶ返事が、どれも少しずつ照れくさい。
・「寝落ちしてくれてたなら、ちょっと嬉しいかも」と送ってから、自分で自分にツッコミを入れたくなる、甘さ混じりの安堵。

読む

Read Episode
CHAT VIEW

チャット版で読む

Karte0・Karte1と同じチャットUIで、
「今日はゆっくり休んでね」から「ごめん、今見た」までのやりとりを追体験できます。
ナツ視点/凛視点のモノローグは、それぞれのチャットの合間に差し込まれます。

TEXT VIEW

テキスト版で読む

小説レイアウトで、未読のあいだに揺れる心情をじっくり読むことができます。
※内容はチャット版と同じですが、文章としてまとまった形で楽しめます。